SSブログ

・続き [◆ひとりごと]

前記事の続きです。


2年ほど前に、「1/4の奇跡」という自主制作映画を
観たのですが、その映画の中に登場する、雪絵ちゃんと
いう女性は難病を抱えていて、若くして亡くなるのですが、
彼女の言葉が衝撃的で、

「生まれ変わっても、雪絵は、また雪絵で生まれてきたい」

健康であったら出会えない人に出会えたからというのが
その理由だったと思うのですが、その後に

「人生は思ったより短い、だから、生きてる間に雪絵は
雪絵にしかできないことをするの。
雪絵にしか話せないことを話すの」

そう言ったのです。

その言葉がずっと残っていて、「私は私にしか
できないことって何だろう?」と
解けない試験問題のように気になっていました。


昨年、長男の本の再出版の話がありました。経済的な
こともあったのですが、本人のプライバシーのことが気になり、
結局辞退しました。
そのとき、その本を読んだ私の歳の離れたオトモダチ
(と私は思ってる)が「私も子どもを持ってみたいと思った」と
言ったのです。

本は自費出版で、限定300冊で作ったので、在庫がほとんど
残っておらず同じ難病のご家族の方から、本のお問い合わせも
いただいたのですが、再出版はできないけど、ブログ上だったら
それができるのではないかと思いました。


今年の3月29日、上戸さんが亡くなったという知らせが
届きました。
何度か書きましたが、上戸さんは息子の家庭教師だった方で、
息子にとっては恩人です。

その日以来、彼が生前、「僕の使命は人と人を繋ぐことだと思う」
と笑顔で言われた言葉がずっとリフレインしていました。


私は、命の宣告をされた経験がないから、
「今日も明日も明後日もある」と時間を無駄に使っていない
だろうか・・・
もし、余命宣告をされたとしたら、
「何も思い残すことはない?やり残したことない?」と
自問自答していました。


そしたら・・・・・あれもこれもそれもしてなかった・・・・ということが
沢山出てきたのです。


私は持病があり、機械に頼らないと生きていけない毎日です。
ですから、尚更、上戸さんの訃報が身に沁みたのかもしれません。

雪絵ちゃんのように「私には私にしかできないこと」を話そうと
思ったのかもしれませんね。

それぞれが課題を決めて生まれて来るとしたら、その課題が
終わったら、誰かの、ひとつでも少しでも役に立って、
自分自身も愉しみながら生きていきたいなと思います。


長くなった上に重くなりました。
重い話はこれで終わりにして、次回からまたパステルアートや
折り紙のことをアップしますね(^-^)

記事が溜まってます^_^;




nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
このブログの更新情報が届きます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。