いじめのことが放送されました・NBC報道センター [◆メディア]
パステルアート長崎のこばです。
NBC報道センターの放映終了しました。
「いじめ」のことは時間の都合上、少ししか触れていません
でしたが、実際はかなり壮絶なものでした。
今でも、顔の表情は戻りませんし、
6年間の記憶も飛んだままです。
ただ、その体験が息子を成長させてくれてことも事実です。
この病気になったから折紙とも出会えたと思うし、 乗り越えたから今がある。
その体験があったから 今の自分があると思ってる。
その点に関しては、すごく感謝しています。
という息子の言葉、本当にその通りだと思います。
取材を受けてくれた理由を聞かれたとき
「自分の過去も映っちゃうんですよ」という質問に
「いや、別に、逆にそれを伝えて励ましになるんであれば」
という言葉に思わず泣きそうになりました。
普段はそんな話しませんし、病気のことに対しても
聞いたことがなかったので、強くなったな~と とても安心しました。
いじめがあった中学校は、移植後の息子のフォローを
とてもよくしてくださいましたし、中3のときの担任が、
南山高校を押してくださらなければ、今の息子はなかったと 思っています。
そのことは、今でもとても感謝しています。
いじめの原因は多岐にわたりますし、特定ができません。
いじめを受けた側にも問題があったのではないかという
カウンセラーの言葉に更に傷つくということもあります。
いじめは、いじめを受けた本人もですが、
いじめた子どもたちの心にも一生消えない
傷跡を残すのではないでしょうか?
子どもたちが大人になって、父親、母親になっていくことを
想像しますと、未然に防ぐことはもちろんですが、
その後の子どもたちの心のケアをしていくことも、
大切なことではないかと思っています。
報道センターの大倉さん、カメラマンの方、
本当にお世話になりました。
丁寧な取材をしていただいて、息子にこんな機会を
与えてくださったことにとても感謝しています。
ありがとうございました。
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